しじみの貝がら

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【レビュー】攻殻機動隊:GHOST IN THE SHELL STAND ALONE COMPLEX 1st/2nd GIG

※ネタバレ注意※

 

<はじめに>

攻殻機動隊またはGHOST IN THE SHELLとして知られる作品のテレビアニメシリーズ、GHOST IN THE SHELL STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)の1st GIG(1期)、2nd GIG(2期)を視聴しました。

 

攻殻機動隊シリーズはいろいろあるようで、どれから見ればいいか分かりずらく、そのため敷居が高くなってしまっている感があります(そのため今まで手を付けられずにいました)。ただ、調べれば色々どの順番で見れば良いか参考になるサイトがあります。以下のサイトを参考にさせていただきました。

 

ciatr.jp

次のサイトも少し参考にさせてもらいました。

 

vokka.jp

攻殻機動隊シリーズの視聴方針>

以上から、ぼくは

SAC1期→SAC2期→SAC Solid State Society(SSS)→GHOST IN THE SHELL(劇場版1作目)→イノセンス(劇場版2作目)

と視聴していこうと考えており、とりあえず今回SACの1期・2期を見終えて一区切りといたので本記事を書こうと思ったわけです。

本当はSACシリーズで核となる事件「笑い男事件」と「個別の11人事件」の総集編だったり、ARISE4部作→攻殻機動隊 新劇場版なるものもあるようです。

前者の総集編について。確かに、SACシリーズで出てくる2つの大事件は相当な伏線が張めぐされていたり、人物関係が複雑であるため、総集編としてまとめてくれるほうが見通しはつきやすそうです。ただ、普通にSACシリーズを見ても大体は分かりますし、劇中の「あの人のあの発言ってどういう意味?」とか「あの描写は何を意味するの?」って思ったときは、知恵袋や個人サイト等で分かりやすく解説されているので、邪道かもしれませんが、ぼくはそうしたサイトを参考にさせていただくことで総集編は省くことにしました。

ARISEのほうは比較的最近発表された(2013年以降)ので画質としては良いのでしょうが、内容は賛否両論ということで、ぼくとしてはまだ見るかどうか考え中です。

 

<参考:攻殻機動隊シリーズの見る順番>

自分へのメモ書きとして。重複する部分が多いですが、攻殻機動隊シリーズを視聴する順番の完全版を載せておきます。

(ぼくとしては、劇場版を完全な理解のもと視聴したいという目的があるので、それも考慮した順番となってます。)

(1)[テレビアニメ版 攻殻機動隊]

SAC1期

→SAC2期

→SAC The Laughing Man(一期「笑い男事件」総集編)

→SAC 2nd GIG Individual Eleven(二期「個別の十一人事件」総集編)

→SAC Solid State Society(SSS)

(2)[劇場版 攻殻機動隊]

GHOST IN THE SHELL(劇場版1作目)

イノセンス(劇場版2作目)

(3)[攻殻機動隊ARISE]

ARISE4部作

攻殻機動隊 新劇場版

(4)[実写版 攻殻機動隊]

ゴースト・イン・ザ・シェル

 (攻殻機動隊シリーズの順番がわかりにくい理由として、テレビアニメ版を先に視聴することがオススメされているにも関わらず、次に見るはずの劇場版のほうが発表はそれよりも早いということもあるような気がします。)

補足:ハリウッド制作の実写版もあるようですが、これは賛否両論というか不評のようです……

 

<レビュー:総評>

ようやく本題のテレビアニメ版攻殻機動隊1期と2期のレビューです。

攻殻機動隊はその名の通り、殻(タチコマ)にのって事件を攻め、解決していきます。少佐の草薙素子をはじめとする公安九課の活躍がメインで、前節で紹介したように2大事件「笑い男事件」(1期)と「個別の11人事件」(2期)を核として話は進んでいきます。

1期も2期も全26話、計52話というなかなかの大長編となっています。ただテンポが良いので長さを感じさせません。といっても、内容がかなり難解というか複雑なので、ちょっと時間をおいて見たり、巻き戻して見たりと気軽に見れるというわけではありません。私見では、この傾向は2期のほうが強く、1回見ただけでは理解することが難しいような部分が多々見受けられました。テーマが重いことも影響しているでしょう。

1期は核となる事件とは関係のない小さな事件を取り扱う話が多く、2期は大部分は核の事件を取り扱っていた印象を受けます。そのため2期のほうが常に緊迫しているように思いました。

これまで、難解だとか複雑だとか消極的な言い方をしてきましたが、そうした難解であり複雑な内容であるからこそ、攻殻機動隊は奥深いものとなっています。「ゴースト」、「スタンド・アローン・コンプレックス」、「ネットへのダイブ」……こうした言葉を聞くだけでも厨二心をくすぐられますよね。

1度見ただけでは多くを語ることは難しいですが、また機会があるごとに見直したいと思わせる力のあるアニメです。

 

<レビュー:タチコマたち>※特にネタバレ注意※

全体的に暗く重い雰囲気の立ち込める本アニメですが、そこに彩りを添えるのがタチコマです。視聴前は単なるマスコットキャラクターなんだろうと思ってました。実際そうなんですが、AIにも関わらず徐々に個性を持ち始めてくるタチコマたちにはほのぼのとします。しかも、1期2期ともにタチコマは劇中で重要な立ち回りをするので、その意味でも必見のキャラクターです。

というか、ある意味で劇中最重要キャラかもしれません。ロボットやアンドロイドの登場する作品では必ずと言ってもいいくらい立ち向かわないといけない問題として、「人工物は心を持ちうるか?」というのが挙げられると思います。攻殻機動隊では、全身サイボーグ(義体)化した人間でも、脳は生身の人間のそれを持ち続けています。一方、タチコマたちは一期の途中にて、(当然ながら)人間の脳を持ち合わせていないにも関わらず、心らしきものが芽生えています。そしてついに、二期最終話では、少佐の命令を「勝手に」無視して、作戦成功に寄与します。

攻殻機動隊をSF作品として位置付けるならば以下のように考えられるのではないでしょうか?つまり、少佐たちはSF的ガジェットを駆使して現代的な問題に取り組むことが中心で、どちらかというとSFというよりは刑事モノに近いです(ただし、核となる事件ではSF的な問題も少なからず絡んできていますけどね)。他方、タチコマたちは上記のSF的問題に取り組んで解決を試み(実際、劇中にて「タチコマ回」とでも言えるような、タチコマたちがメインとなる回がいくつかあります)、答えを出そうとしています。つまり、タチコマこそが(テレビアニメ版の場合は)真の主人公ではないのかと思うんです。で、結局何が言いたいかというと、タチコマって可愛いよねってコトです。

 

<おわりに>

 あいまいなレビューとなってしまいましたが、オススメのアニメです。これに続いて劇場版のほうも見ていきます。レビューはするかどうか分かりません。

 

まだ視聴されていない方は是非ご覧になってみてください。