しじみの貝がら

テキトーブログでこんにちは

【映画】ミッドサマー【感想】

【ネタバレ注意】

 

ミッドサマーを見たのでちょっと感想を。

 

最初重苦しい雰囲気ではじまったため、一切事前情報を仕入れていなかった自分は、「ああ、こういう路線のホラー」かと考えていました。

 

しかし、話は進み、ヒロイン一行はとある共同体(村みたいなもの)に行くことに。途中、車を降りて何やら怪しい物質を摂取して一行はぽわわ~ん。ヒロインは幻覚見はじめるし、不穏な空気がたちこめる。

開かれた草原のさわやかな画面から、怪しいブツをとったりするような悪ノリをしつつも割と青春エンジョイする映画かと、サハラ砂漠の砂ひと粒程度の期待。

 

到着した共同体は、最序盤の雰囲気とは打って変わって明るい雰囲気。これから(確か到着日の翌日から)祭りがあるのだという。まさかあんな奇祭が繰り広げられることになるとは予想だにしなかった…というのは少し大げさか。

 

そこから徐々に、かつ確実にヒロインたちを襲う違和感に恐怖!

老人が崖から転落死する儀式!死に損なえば棒で顔面を粉砕!

一人ずつ姿をくらませていくヒロインの仲間たち。

ヒロインのボーイフレンドと共同体の娘とのロマンス!(大嘘)

そして共同体の「メイクイーン」(じゃがいもじゃないです、女王のことです)となるヒロイン。これは偶然か、策略か?

最後はたき火でフィニッシュ……

 

最後まで見終わって、あれはホラーだったのかなんだったのかよくわかりません。自分的にはむしろコメディーだったんじゃないかと思います。特にヒロインの彼氏と共同体の娘とのロマンス(大嘘)のシーンは明らかに笑わせにきてましたね。狂気と喜劇は紙一重なのかもしれない。教訓的に言うなら、「自分の常識は他人の非常識」的なものになるんでしょう。そうした展開に感情移入するなら恐怖を覚えることになるだろうし、一歩引いて遠めに見るならお笑いにも思える。

 

壁画や聖典など謎は多く、一見しただけだと理解しきるのは難しいです。

でも、その分解釈に幅があり、いろいろな視点や態度で楽しむことができるなかなかの良作品。

 

もう一度映画館へ見に行きたい、もしくはDVDなど何らかの形で再度視聴したいと思える映画でした。